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2013.10.20

顎関節症の治療について

顎関節症とは?

顎関節症とは、口が開けられない、顎が痛い、口を開けるときカクカクするなどの症状を伴う疾患の総称です。
色々な症状がありますが、軽い症状でも放置しておくと、ある朝起きたら突然、口が1cmほどしか開かなくなっていたというようなこともよくあります。
顎関節症は20~30代の女性に好発しますが、最近はストレス社会の影響からか、男性でも顎関節症を訴える人が増えてきています。
小室歯科近鉄あべのハルカス診療所では、スプリントというマウスピースの様なものや、お薬を使用して、顎関節症の治療を行っております。

顎関節症の症状

口を開けたり閉じたりすると「ポキッ」と音が鳴る。(クリックと言います)
口を開けたりものを食べたりすると、アゴが痛む。
口が開きにくい、開かない。(ロックと言います)

顎関節症の原因

顎関節症の原因は、一つではなく、いろいろな原因が重なっておこるといわれています。また、顎関節症はすぐに完治するわけではなく、再発することもあります。 ただ、最終的には決して酷い状況にはなりません。気長に付き合っていくことが大切なのです。
日本顎関節症学会では、顎関節症は下記のように分類されています。
I型:咀嚼筋に問題があるもの 顎を動かすと筋肉に症状があるもの
Ⅱ型:関節靱帯に問題があるもの 顎を動かすと顎を支える靱帯に症状があるもの
Ⅲ型:関節円盤に問題があるもの 顎を動かすとカクカクしたり、ジャリジャリ音がしたりするもの
Ⅳ型:顎の骨自体に問題があるもの 下顎の骨の変形がみられるもの

*関節円板とは?

下顎の上端(関節頭といいます)と上顎の骨のくぼみの間の軟骨の様なものです(厳密には軟骨ではありません)。この関節円盤はいろいろな方向に、種々の筋肉で固定されていますが、関節の動きとともに下顎頭に連動して移動します。

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