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2024.12.10

日本臨床歯科CADCAM学会第10回学術大会

日本臨床歯科CADCAM学会第10回学術大会

12月7,8日、小室暁理事長と衛生士2名・技工士1名で、日本臨床歯科CADCAM学会学術大会に参加して参りました。

この学会は、小室暁理事長が副会長を務め、当院の松江衛生士が衛生士部会委員を務めるなど、非常に当院とも関係が深い学会です。この学会が、記念すべき第10回の学術大会を迎え、北道敏行大会長、中井巳智代実行委員長のもと、盛大に開催されました。
この学会は、理事長が入会した頃は当院でも現在も活躍している、セレックと言う、イントラオーラルスキャナでデジタルで歯型を取り、そのデータを利用して、つめ物やかぶせものを医院の中で、数時間のうちに簡単に設計・制作できると言う、画期的なCAD/CAMシステムの紹介が中心の学会でした。
しかし、この10年ほどで、何度もご紹介しているように、デジタル歯科の分野は大きく進歩し、学会の規模も当時に比べ飛躍的に大きくなり、学術大会の規模も7,8倍になりました。

内容もセレックによる修復物の制作だけではなく、デジタルデンチャーや、歯列矯正、カウンセリングの応用、インプラントなど、本当に多岐にわたるものになりました。
また、ドクターだけではなく、衛生士や技工士など、様々な職種の方も参加されるようになり、医院全体で参加するにたる内容のものとなったと思います。
小室暁理事長は、インプラント分野を中心にシンポジウムの座長などを行い、会員発表審査等でも、様々な活躍をされていました。
また、特筆すべきは、今回より衛生士部会の活動が本格化し、部会役員によるプレゼンや、会員スタッフの発表の取りまとめなど、松江衛生士も獅子奮迅の働きをされていました。
参加した田代技工士も技工士部会等にて運営に参加し、様々なコミュニケーションをとっていたようです。

当院は、デジタル歯科に力を入れているため、デジタル歯科について、常に最先端の情報を、受け取ったり発信したりしています。現在の課題である、顔面の3Dデジタル情報、顎の運動のデジタル情報など、多くのトピックスを学んだり、情報交換したりすることができる貴重な機会となりました。

たった1年で、様々な情報がアップデートされていきます。本当に多岐にわたる内容のため、医院ぐるみで参加することに意味があると感じていますし、AIなど、現在のデジタル歯科のあり方を根本から変化、あるいは進歩させそうな考え方も紹介されており、当院としても来年以降の活動に、大きく影響を与える二日間でした。

また、スタッフは、このような活躍の場を与えていただけることによって、また一歩成長した姿を見せてくれました。技工分野はもちろん、歯科衛生士分野でも今後デジタル技術の使用が必須になると考えます。
来年以降も継続して学会に関わることで、当院が最先端のデジタル歯科技術を患者さんに提供できるよう研鑽し続けたいと思います。

ところで、近年、学術大会は毎年横浜で開催されております。横浜は言うまでもなく、非常におしゃれで、かつ中華料理がおいしい街です。半分、慰労を兼ねて、今回は前乗りして中華街で中華料理の名店の味を楽しみました。

少し早いですが、本年の医院としての学会出張はこれで終わりです。来年もインプラント分野、矯正分野、デジタル歯科分野、老年歯科分野など、様々な勉強会や学会において研鑽を続けたいと思っています。

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