先日小室歯科近鉄あべのハルカス診療所に、2人の患者さんがお越しになられました。当院の目指している治療スタイルにまさに合致した、良い光景でしたので、ご紹介します。
8歳の女の子: 歯並びの矯正への一歩
1人は、8歳の女の子で、歯並びの矯正の相談でした。
まずは、お口の中をチェックして、歯のの汚れをきれいにした後、歯並びについて、若い時期から治療を始める意義や費用、どれぐらいで治るかなど、お母さんに丁寧に説明しました。
最終的な矯正治療を望まれる場合、5Fのタワー館診療所にて、矯正専門ドクターによるカウンセリングを行う予定です。
88歳のおばあさん: 入れ歯と口腔健康の改善
その後すぐにその横の診療代で、88歳のおばあさんの歯の治療をしました。入れ歯の作成についてのご相談でした。
この患者さんは歯がない部分が、たくさんあり、噛みにくいとのお話でしたので、入れ歯を入れる意義、入れ歯の種類、費用等について、いろいろお話しいたしました。入れ歯を入れる前に、残った歯を治療する必要があったため、そのことについても丁寧にご説明をいたしました。
ご高齢のため、可能性はかなり低いですが、もちろん、患者さんのご希望や全身状態、骨の状態などを勘案して、日本口腔インプラント学会指導医、専門医によるインプラントについての説明を行うこともあり得ると考えています。
また、管理栄養士による食事指導も併用していこうと思っています。
定期的なケアと専門家の協力
本日、お越しになった患者さんの年齢差は、なんと、80歳でした。
しかし、当院としての治療のコンセプトは何も変わりません。
当院は、マイナス 1歳から、最後のワンスプーンまで口を通して患者さんの健康に寄り添う、と言うミッションを掲げています。
ですので、長きにわたって患者さんとお付き合いをし、基本は、口腔機能や歯周病など、慢性的なお口の疾患についての管理を行います。ですので、定期的に年に数回お口の中や噛み合わせなどを見せていただきます。
必要であれば、定期的な管理用紙による栄養指導も併用することも試みております。
しかし、ときには患者様に、歯のお痛みがあったり、食べれなくなったり、歯並びが悪かったり、トラブルが起こります。そのように治療を必要とする場合には、各治療の専門家によるプロフェッショナルなアプローチを行うと言う体制を整えています。そのため、ドクターも衛生士も様々な学会に所属し、勉強会に赴き、研鑽を積んでいます。
当院には、日本補綴歯科学会、日本矯正歯科学会、日本老年歯科学会、日本歯周病学会、日本臨床歯科CADCAM学会など、職種を問わず、多くのスタッフが多くの学会に所属しています。
今後とも、当院では、本日あったような光景を、1つでもたくさん作り、患者様に生涯にわたって、口を通して幸せになっていただけるよう、精進したいと改めて思いました。