本日は、小室歯科近鉄あべのハルカス診療所の、近隣の介護施設にて、近隣の住民の方向けに、噛む事と健康についての関係や、口腔体操についての、講演及びレクチャーを行いました。
よく噛める、言うことが、いかに糖尿病や高血圧心筋梗塞など、多くの病気に関係しているかをレクチャーさせていただきました。また、ご本人が、よく噛めると思っていても、歯の欠損が多いと知らず知らずのうちに柔らかく、糖分の多い食事に偏りがちで、必ずしも噛めているとは限らない、と言うことも具体例を挙げてご理解いただくようにしました。
後半では、よく噛み、よく飲み込めるために、家庭で簡単に出来る口腔体操を皆で行いました。よく噛めるためには、またよく飲み込めるためには、お口や顔面や首の筋肉を日々鍛え、また舌の動きを良くし、唾液がよく出るような状態を保たなければいけません。このようなことを、1日たった数分の運動で、改善することが出来、しかも簡単な方法なので、ぜひ皆さんに知っていただきたく具体例をお示ししました。皆さん非常に楽しそうに取り組んで下さり、最後に行った、あいうべ体操と言う、口を大きく動かし舌を大きく突き出す運動においても、皆さん大きな声で取り組んで下さりました。
この施設は、だいたい月に1度、土曜日に施設の1室を開放し、地域の方も含めて、気軽に皆で集まって喫茶をできるようなイベントを行っており、今回はその時間の1部を頂いてて講演会を行いましたが、施設自体が近隣の住民の方にとっての1つの憩いの場になっているようで、非常に素晴らしい取り組みだと思いました。
また小室暁理事長の祖父である小室史郎先生や、父親である会長先生が、生前住んでいた場所に近く、そのため当院のこともよくご存知な方も多く、それもあって非常になごやかな講演会となりました。
本当に、ご高齢でも、アクティブに過ごされている方が多いことを実感し、それを拝見していると、我々も、まだまだ健康で現役でいられる目標が出来た気がして、我々も無言の大いなるプラスのメッセージを頂いた様な気がします。
このようなアットホームな取り組みを続けることで、より地域に根ざす歯科医院になれる様、今後も取り組みを続けていきたいと思います。
また、このような講演会をご希望の方は、06-6623-2401、あるいはakomuro@komuro-dental.sakura.ne.jpまで、お気軽にご相談ください。