こんにちは。理事長の小室暁です。
当院は12月28日をもって、無事に2024年の診療を終了することができました。
本年は元旦から大きな地震や飛行機事故など、まさに困難の中からスタートいたしましたが、パリオリンピックや、大谷翔平選手の活躍など、明るい話題もありました。
皆様はいかが過ごされましたでしょうか?
我々の2024年は、医院としても、個人としても本当に多くの活動をすることができた、充実した1年となりました。
まずは、昨年11月に開院した、小室歯科矯正歯科近鉄あべのハルカスタワー館診療所が、無事一周年を迎えました。8階の本院が設立して10年。少し手狭となった診療所の拡張、及び、現在大きくニーズが増えている、歯列矯正や審美分野、デンタルエステへの要求により強く答えるための開院でした。まだまだ課題があるものの、概ね順調に患者様にも恵まれた1年だったと思います。本当に感謝しております。
タワー館診療所は、高度なインプラント外科手術等にも対応できるような設備も充実させ、結果として、より高度なインプラント手術の受け入れも増加いたしました。
矯正も、手術が必要な矯正治療の手術前後の矯正治療についても受け入れる体制が整いました。
この1年で、インプラントや矯正においてより専門的な治療を提供できるようになった事は、大きな進歩だと思っています。
デジタル歯科分野においても、顎口腔機能検査室を設立し、顔面の3Dデジタルデータや顎運動のデジタルデータを取得して、より高度な被せ物の治療や矯正治療を行う基盤ができました。
訪問歯科分野も管理栄養士の活躍も含め、より高度な要求に対応することができるようになっていることを実感しています。障がい者施設への訪問も増え、当院の特徴である、高齢者だけでなく、障がい者まで含めた地域連携を深めることができたのではないかと自負しています。
これらの分野全てにおいて、日本口腔インプラント学会、日本矯正歯科学会、日本臨床歯科CADCAM学会など、多くの学会に出席し、学びを深めることもできました。それだけでなく、歯科医師だけでなく、衛生技工士も回って、活躍してくださるようになった事は、大きな喜びを感じています。
特に、日本口腔インプラント学会本部学術大会が、京都にて行われた折、私が実行委員長を拝命していた関係で、10名以上のスタッフに実行委員として参加していただき、かつドクターにも発表していただいた事は、人生の中でも指折りの思い出になったと感じています。
個人的には、先程のインプラント学会の京都大会が、最も大きなイベントではありましたが、例年通り学会活動や、同窓会活動などで、様々な活動を行いました。
講演活動では、例年通りのインプラント学会の認定講座での講演や、衛生士学校への講義のほかに、日本デジタル歯科学会でのシンポジウムや、大阪国際がんセンターにて講演を仰せつかりました。
デジタル歯科学会では、これまでの学術的な内容とは違う、医院運営においてのデジタル技術の活用についての内容でしたし、がんセンターでは、現在取り組み中の、歯科医院での管理栄養士の活用についての講演でした。これまで経験が少ない内容の講演もいただいたため、講演内容の作成に非常に苦労しましたが、その分、自分の活動の整理にもなり、振り返ると、非常に良い経験となりました。
こうして毎年、あっという間に1年が去っていくものです。しかし振り返ると、本当に本年も充実した1年を過ごさせていただいたと思います。
来年も個人としても医院としても、1日1日を仲間とともに充実して過ごし、患者さんにより良い医療サービスを提供できるように精進していきたいと思います。
”人に喜ばれることに喜びを”
”マイナス1歳から最後のワンスプーンまで、口を通して患者さんに寄り添う”
来年も、明るく、前向きに歩んでいきたいと思います。
本年も非常にお世話になりました。本当にありがとうございました。
新年は、1月5日の14時から診療を開始いたします。詳細はこちらをご覧ください。それでは、良い年をお迎えくださいませ。