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2024.08.11

歯科衛生士教育について

こんにちは、理事長の小室暁です。
私は衛生士学校にて20年以上にわたり非常勤講師として、生理学や口腔生理学を教えています。本年も4月より7回の授業を無事に終了することが出来ました!担当教諭の先生方には大変お世話になりました。ありがとうございました♪
さて、私は医院でも長い期間、歯科衛生士の卒前及び卒後教育に力を入れてきました。衛生士教育は私のライフワークと言っても過言ではありません。本日は歯科衛生士教育のお話をしたいと思います。

卒前教育の取り組み

先程お話しした、衛生士学校での講義のほかに、当法人では、現在4つの学校の歯科衛生士の卒前実習施設として、日々学生を受け入れています。実習では、外来での見学や実習、歯列矯正やインプラントなどの特殊な診療の見学、訪問診療への同行など、多岐にわたる経験を提供しています。将来のキャリアを考える上で、幅広い研修を受けることができるように配慮しています。また、実習中には相互実習を取り入れ、見学だけでなく実践的な研修ができるよう努めています。

来年度からは、新たに別の歯科衛生士学校で当院の歯科医師や歯科衛生士がインプラントや矯正の講義を担当することになりました。自分だけでなく、勤務医やスタッフも学生に教育する機会をいただくことで、さらに成長できると思いますので、嬉しく思います。

卒後教育とキャリアパスの構築

毎年新卒の歯科衛生士を採用し、日々の診療の中でキャリアを積んでいただけるようサポートしています。早期に自分の興味のある診療分野を見つけ、学会に所属し、認定資格を取得できるよう後押ししています。現在では、日本口腔インプラント学会の認定衛生士、日本臨床歯科CADCAM学会の指導衛生士、日本成人矯正学会の認定衛生士などが輩出されています。診療だけでなく、各地の学会などに行くことで、医院の診療についての方向性がまとまる気がしています。今後も衛生士教育を医院運営の一つの柱として取り組んでいきます。
これらの衛生士が今後は講師として次世代の衛生士を教育し、専門性を高めることができるようにしていきたいと願っています。

当院のミッションと今後の取り組み

当院のミッションである「マイナス1歳から最後のワンスプーンまで、口を通して患者さんに寄り添う」を達成するためには、衛生士による定期的なプロフェッショナルケアが欠かせません。また、外来でのメンテナンスだけでなく、最近では地域連携、訪問診療などの場での活躍も求められるようになりました。ですので、今後さらに、衛生士の活躍が必要とされているのです。そのためには、長期にわたって活躍していただけるような労務環境の整備等にも取り組んでおり、まだまだ道半ばではありますが、衛生士教育やキャリア形成を今後とも医院の一つの柱として活動していきたいと思っています。

ところで、当院では来年度の診察見学及び衛生士の実習を募集しています。興味のある方はぜひご連絡ください!

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