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2023.04.22

学校検診と、本年の臨床研修開始

学校検診と、本年の臨床研修開始

あっという間に、4月も後半に入り、気温もぐんぐん上昇して参りました。
今年は、花粉症や、黄砂の影響で、まだまだ鼻水をすすられている方が多いようにお見受けしますが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?

いつもお世話になっております。理事長の小室暁でございます。

4月になりますと、私が学校歯科医師を拝命しております、中学校・高校におきまして、学校歯科検診が始まります。ここ数年は、コロナ下と言うこともあり、延期、あるいは大変制約の多い中での検診となっておりました。しかし、本年度は、できるだけ例年と同様の形態にて検診をできる体制に戻りつつあります。検診をすることにおいて、若い子供たちの口腔内を総論的にチェックすることができ、かつ必要があれば注意喚起をすることができますので、大変貴重な機会となっております。今後も、歯科講話、職業講話、会議など、様々な学校歯科医としての業務がございますが、それぞれが例年通り行われるようになることを祈っています。

さて、本年度も、まずは当院の単独型卒後歯科医師臨床研修の研修医として、2名の先生が研修開始をしております。単独型卒後歯科医師臨床研修は、当院にて、12か月研修医をお預かりすることとなります(関西でも開業医では数施設しかありません)。先生方にも、学校歯科検診に同行していただき、地域保健活動を学んでいただく機会としています。近年の歯科医師卒後臨床研修では、学校歯科検診や、施設や居宅への訪問診療への同行、その他の会議への関わりなど、外来診療だけではなく、地域連携、活動への関わりについても、研修していただくことが求められています。近年、我々歯科医師に求められている、外来診療だけではなく、医師や病院、ケアマネージャー、管理栄養士等、様々な地域の医療に関するプレイヤーと連携をして、居宅や施設においても、包括的にケアをしていくと言う流れからして、今お話ししたような研修の取り組みは、ますます重要になると考えていますので、当院も本年の研修においては、例年以上に経験、実践していただけるように配慮していきたいと思っています。
本年の臨床研修の先生方は、5年次6年次において、新型コロナウイルス感染症の影響から、実際の患者さんに触れる機会が少ないまま卒業されていると伺います。先生方の現状に寄り添いながら、指導医の先生方とも相談しつつ、適切な進度でステップアップしていただきたいと思っています。
6年度からは、セミナールームを使用したり、訪問診療用のポータブルエアタービンを使用したりして、できるだけ診療時間中に形成、練習などの実習や、講義なども行える体制を進めていきたいと思っています。
また、少しアドバンスにはなりますが、業者様の協賛のもと、インプラントや、歯列矯正についてのデジタルワークフロー等の講義や実習なども、昨年よりブラッシュアップして行うつもりでもいます。
いずれにせよ、徐々にコロナ前の研修形態を行えることに喜びを感じつつ、コロナ中に磨いた、ICTを利用したより要領の良い研修を推し進めて、より進化した、当院の卒後臨床研修を体験していただけるように努力します。
月曜日は、新人歓迎会が行われます。今年の先生方と、楽しくお話をさせていただきながら、コミニケーションをとっていきたいと思っています!

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