こんにちは。理事長の小室暁です。
いよいよ、2022年の大晦日となりました。
皆様、本年を振り返り、また、来年に思いを馳せておられることと思います。
当院は、28日をもって、本年の診療を終了し、年末年始は、診療機器のメンテナンス等を行いつつ、診療は1月4日まで休診とさせていただいております。
まずは、本年も大過なく診療を終了できたことを、スタッフや、皆様に感謝申し上げます。
本年は、年明けから、新型コロナウイルス陽性者数が、再び増加し、不安なスタートとなりました。しかし、後半になるにつれ、コロナ禍はまだまだ収束してはいないものの、社会全般として、人流も回復しつつあり、コロナ後、あるいはウィズコロナを見据えた社会へと光が見えてきた1年かと思います。
毎年、年初に、スタッフの前でお話をさせていただく機会があります。ここ数年のコロナ禍におきまして、我々が磨いてきた、滅菌対策や、ITを利用したデジタル診療は、決してコロナがあったから、始めたことではなく、コロナ以前から変わらずに追求したテーマであり、大筋を変えることなく進もうということ。また、その質を高めていこうと話をいたしました。
本年は、当院が磨いてきた、インプラント、矯正、セラミック治療などにおいてデジタルを利用した診断・治療能力に磨きをかけ、ミーティング、カウンセリング等に至るまで、ICTを利用した歯科治療をさらに推進いたしました。
その元となるネット環境に、春ごろにトラブルが起き、大いに困ったことを教訓にして、根本的にネットインフラを見直し、より安定してデジタル診療ができるようになりました。デジタル歯科を専門とするからには、根本の基礎から固めることの大切さを痛感いたしました。
また、衛生士、TC、アシスタント、管理栄養士などが、積極的に学会に発表、あるいは参加してくれました。我々の目指す、コデンタルにおいても、専門性を持ったキャリアを積んでいただきたいと言う思いに、よく答えてくださり、すごく嬉しく思いました。また、ハルカス内のスタジオや、外部の、ケアマネージャー様達に向けて、様々な発信をしてくださるようになりました。物を食べ飲み込むことについての話、離乳食教室、歯磨き教室、歯並び相談など、様々な取り組みを行うことができるようになりました。来年も、継続的に発信ができるように、努力していきたいと思います。
その他、デンタルエステ部門や、オンラインコンサルティング、矯正部門も着実に成長して、健康な人が、より健康になる、といったニーズに、より答えることができるようになりました。
技工部門は、外注も頂けるようになったのを機に、外注部門を法人化いたしました。名前は、ADデジタルラボラトリー、よろしくお願いいたします!
以上、振り返りますと、いろいろなことがございましたが、これら様々なことが、勤務の先生方や、スタッフ主導で進めていただけたことが、私の最大の喜びですし、手ごたえを感じているところです。
私自身は、2月の日本口腔インプラント学会近畿北陸地区大会の実行委員長を始め、インプラント学会・日本臨床歯科CADCAM学会を中心とした学術活動、地元のスターディーグループ日曜会での講演など、様々な活動を行い、全力で駆け抜けました。
来年も、私自身、そして医院全体として様々な方向から活動を行い、最終的には患者様や、社会に口を通して幸せを届けることができるよう精進して参りたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。
年始は例年通り1月5日の2時から診療を開始いたしますのでよろしくお願い申し上げます。
休診の間の救急診療につきましては、各都道府県の歯科医師会にて救急対応を行っております。
詳しくは各歯科医師会のホームページをご覧下さい。
写真は、誰もいない診療室の様子です。年末この時期.事務処理などを行いに当院致しますが、意外と考え事や、処理がはかどってお気に入りの時間なんです。
それでは、どうぞ、よいお年をお迎えくださいませ!