巷では、デジタルトランスフォーメーション(DX)と言う言葉が、盛んに聞かれるようになって参りました。新聞でも、当たり前のように、一面にその話題が出るようになってきています。DXとは、wikipediaによると「ITの浸透が、人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させる」という概念のことで、スウェーデンのウメオ大学教授、エリック・ストルターマンにより、もう2004年より提唱されている考え方のようです。ですので、考え方としては新しいものではないと思われますが、昨年来の、新型コロナウィルスの感染蔓延下において、さらにこの流れが加速しているように思います。
当院でも、DX、と言うほど大げさなものでは無いですが、いろいろと、ITを使用した教育や、診療の取り組みを以前から行っています。
本日の勉強会では、今後、非常に重要になってくるSNSの利用について、皆で話し合いました。当院では、もう、スペース年も続いている医院の公式ブログから始まり、Facebook、Instagram、Twitterなど、様々な方法で情報を発信しています。それぞれの媒体によって、特徴があり、またよく使われる年齢層も違います。
特に、Instagramは、最近若い患者さん向けに、ご覧いただける機会も多くなるメディアかと思いますので、医院ぐるみで、色々と発信することができれば良いのではないかと、さまざまに方法を話し合いました。今年は、より頻度多く、楽しく、発信を行っていきたいと思いますので、何卒よろしくお願いいたします!
また、当院のような、大阪の都心にご来院いただきにくくなった患者様のために、オンラインによる、患者さんへの説明や、初診相談等を、当院では行っておりますが、今後もさらにこの施策を広げていくべく、ミーティングも行いました。オンラインによる治療の相談や、初診相談については、また機会がありましたら、詳しくお話しできればと思っております。
また、後半の勉強会では、いつもレントゲンや、セレックや、レセプトコンピューターシステムなど、医院の様々なデジタル分野で連携させていただいている、モリタ様より、オンラインにてプレゼンテーションがありました。モリタ様も、デジタルによる発信や教育に非常に力を入れるべく、このたび、モリタデジタルソリューションセンターと言う、デジタル歯科についての、教育や情報発信の一大拠点を作られました。本来でしたら、この素晴らしい施設に、ドクター全員でお伺いしたかったのですが、緊急事態宣言下と言うこともあり、オンラインでのプレゼンテーションとなりました。デジタル歯科についての、最新のソフトウェアの使い方、イントラオーラルスキャナの使い方、について、様々な症例とともにご教授いただきました。
本日が、月に一度の他法人の小室歯科との合同勉強会の、本年第一回目となりましたが、改めて、本年も当院の強みである、デジタルを使用しての診療や、教育、情報発信に磨きをかけていきたいと思います。