小室歯科近鉄あべのハルカス診療所が、あべのハルカス近鉄本店で、リニューアル拡大オープンしたときに、ブログで、ハルカスと言う街に根付く、という題で記事を書かせていただきました。あべのハルカスは、従業員だけで6000人、毎日の入場者数が11万人と、ひとつの大きな街とも言える建物です。当院は、電車に乗って遠くからお越しいただける患者さんも多いですが、やはり歯科医療の基本は、まずは身近の患者さんを拝見する事、身近な方に親しんで頂けることかと思い、このようなブログを執筆したことを思い出しております。診療だけでなく、ハルカスでの、小室歯科歯科講座や、すぐ横の愛写館さんとのコラボ企画などを通して、よりハルカスと言う街に根付くことが出来るように努力もしてきたつもりです。
さてこのあべのハルカスですが、もちろん、周辺の阿倍野の街自体が、この5年で大きく変化しました。阪堺電気鉄道が通る道や駅も、大きく整備されました。また、ハルカスの裏手にある道沿いの店も、どんどん新しく変化し、統一された雰囲気作りがなされてきています。それにも増して、ハルカス自体も、まるで1つの生き物のように、日々変化をし続けています。この5年間で、様々な外国の方が、ハルカスや阿倍野に来られるようになりました。それに合わせて、百貨店も、外国人向けのフロアが開設されたり、当院にも、上層階のマリオットホテルや、大阪で働く外国人の方が、来院されることが多くなりました。当院では、私と、小室渡医師が外国語の対応をして、なんとか外国人の方から紹介をいただけるようにもなってまいりました。
また、当院が入居する8階のフロアでも、すぐそばに入居していた、子供向けの書籍をたくさん置かれていたジュンク堂さんが、1回下の7階に拡大集約され、その代わりに三井住友銀行さんが入ったり、この秋には、ミキハウスタウンと称して大きなミキハウスさんのスペースが出来、それに伴う大きなテナントの入れ替わりがあるようです。
そのような変化に伴い、我々も、このブログでもご紹介していますように、患者さんへの対応や、診療技術をより高度化させるべく、この5年間も様々なことを行ってまいりました。また、この秋からは、様々な角度から、多くの患者さんに寄り添う、つまりハルカスと言う街にさらに根付き、親しんで頂くべく、試みを行っています。ハルカスに入居する診療所としての品格に見合う診療サービスを目指していくつもりです。
ハルカスという街に根付くために、変化する街に合わせ、我々も常に進化していく、そのようなスタンスで今後とも努力を続けたいと思っています。写真は、新しくなった部分を中心に、当院の周辺の風景を撮影したものです。