ゴールデンウィーク中の、4月の28日から、5月の6日まで、ヨーロッパの、オーストリア、リヒテンシュタインにあるアマンギルバッハ社、リヒテンシュタインにあるイボクラールビバデント社において、デジタルデンティストリーについての研修に行ってまいりました。
毎年、海外で主にデジタルデンティストリーについての研修に参加させていただいておりますが、今回も、非常に貴重なものになりましたので、このブログ、およびセレック専門HPのブログにて御報告したいと思います。
今回の研修は、主に両社に置いて、新しいデジタルの義歯製作のシステムを視察することや、最新鋭のCADCAMシステムを、実際に体験することにありました。
まずは、飛行機で、スイスのチューリヒに降り立ち、そのまま、電車で2時間かけて、今回の研修の拠点地である、オーストリアのフェルトキルヒと言う小さな町に到着いたしました。この、リヒテンシュタインとの国境の町であるフェルトキルヒは、私は訪れるのは2回目ですが、今回は電車と言うこともあり、車窓からの景色を眺めながらの旅となりました。まるで、テレビ番組の「世界の車窓から」に出てくるような、素晴らしい景色の連続で、早くも、これから始まる研修会へのテンションが最高に跳ね上がりました (笑)。
到着後すぐに、仲間の先生方と街中で食事を行い、早くも、今回の研修についてのディスカッションを行いました、企画してくださった先生から、早くもいろいろなデジタルデンティストリーについての知識を意見交換することができ、非常に充実した時間となりました。
アマンギルバッハ社のCADCAMシステムは、その精密さから、近年、非常に注目されているシステムです。また、イボクラ社では、これまでCADCAMセラミック材料中心に商品を展開していた会社ですが、近年独自のCADCAMシステムを構築されています。当院では、ご存知のように、セレックCADCAMシステムを導入していますが、当院でのデジタルワークフローに、今回学ぶシステムを組み合わせることで、どうなっていくのか、早くも色々と想像を膨らませました。
また、CADCAMにおいて、被せ物や、詰め物の製作は、非常に現在精度の高いものとなってきていますが、1番難しいのは、義歯製作かと思われます。しかし現在、各社のデジタルデンチャーシステムが、ようやく臨床応用されており、その実態も、しっかり目で見ていきたいと思いました。
詳しい内容は、セレック専門HPのブログ
http://www.komuro-white.com/cerec/column/post-44/
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