本日、大阪歯科大学で行われた、バイオインテグレーション学会という学会に、実行委員として参加させていただき、また、ポスター発表もさせていただきました。
インプラントは、オッセオインテグレーションといい、骨と生物学的に結合しています。ですので、ねじくぎを木に打ち付けるのとは、また違い、強固な結合を長期間にわたり達成しているのです。
この学会は、インプラントと、骨の結合について、歯科界、業者、工業会など、幅広く集まり、議論する場になっています。
日本口腔インプラント学会とはまた違った人脈が集まり、違った切り口から話をされるので、非常に活発かつ、この学会でしかできない議論も行われました。
また、大阪口腔インプラント研究会から、私がともに役員をさせていただいている、木村正先生が、CT画像といえども、わずかにひずみを生じること、その部分を考慮して、埋入計画を立てなければいけない事をご講演頂き、これまで、先生が学会発表されてきたことのまとめともなりますので、非常に興味深いものとなりました。
この学会を通して、より、インプラントのことを基礎的なレベル深く学べ、また、実行委員として、学会の組み立て方、運営を経験もできた、貴重な経験となりました。
2016.03.12