先週末、東京にて、歯科人間ドック学会の年次学会に出席してまいりました。
歯科人間ドックとは、口を通して、いろいろな体の異常をチェックしていくことで、当院が移転した2014年8月より、力を入れている、”健康医療、診断医療”分野にとってなくてはならないものです。
通常の、体をチェックする、”いわゆる人間ドック”は、受診されている方も多いかと思いますが、”口”を見る人間ドックは、まだまだ一般的ではないのが実情です。
しかし、”歯科人間ドックでは、非常に多くのことがチェックでき、患者さんの歯や体の健康に役に立つと考え、当院では、積極的に推進しています。
現在、検査項目としては、歯茎の状態のチェック、歯の汚れのチェック、噛み合わせのチェック、口の粘膜や舌の状態のチェック、あと、オプション検査としてCT検査、唾液の状態(虫歯になりやすさ)のチェックなどをおこなっておりますが、来年からは、歯周病菌の検査などオプション検査を増やしていけるようにしていきたいと思っております。
また、私は日本歯科人間ドック学会の認定医ですが、この学会が、来年度より認定施設制度を立ち上げるにあたり、当院も認定に向けて書類提出いたしました。
このように、口を通して、患者に健康と幸せを提供する理念のもと、より患者さんに、”予防”、”健康”を提供できるよう、邁進していきたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。
それにしても、今回の出張では、歯科人間ドック学会の出席のみならず、日本歯科CADCAM学会の出席、あと、当院の単独型コースにおける協力型医院となっていただいている歯科医院とのディスカッションなど、盛りだくさんのものでした。
これにつきましては、
http://www.komuro-white.com/cerec/column/
などをご覧いただければ幸いです。
2015.12.07