4月の末から5月の初めまで、スペインのバルセロナにて、セレックの国際トレーナーの資格取得に望むため、海外研修に行ってまいりました。また、その後、リヒテンシュタインにて、セレックと、そのインプラントの上部構造への応用などについてのトレーニングを受けてきました。その御報告を致したいと思います。
まず、4月24日から二日間の予定で、ISCD(international society of computed dentistry)というデジタルデンティストリーについての世界最大の学会が主催の、セレック国際トレーナー取得のコースを受講しました。この4月24日の早朝に伊丹より出発し、羽田、ミュンヘン経由で、23時間かけてバルセロナに到着しました。当研究会所属の先生はおられなかったものの、数名の日本からの先生もご一緒させていただきました。当日、オバマ大統領の来日により、羽田は厳戒態勢で、出発の遅れも心配されましたが、なんとか定時に出発、乗り継ぎでき、へとへとになりながらも、ほっと一息というところでした。
このコースでは、セレックをほかの先生に教えるための方法論、プレゼン論や、最新のセレックの知識、今後の展開などについて伺いました。セレックの新しいブロック、インプラントのサージカルテンプレートへの応用、セレックのCADデータの他のCAMシステムへの応用の可能性など、非常に盛りだくさんで、興味深いものでした。このコースでは、自分の症例のプレゼンテーションや、最後にペーパーテストなどもあり、その用意で寝不足に陥ったりして心身共にヘロヘロになりましたが、なんとか合格!無事トレーナーとなりました。
正直、ほとんどバルセロナの街を見れなかったというのが感想ですが、セミナー終了から、食事までの間のわずかな間を利用して、どうしても見たかった、世界遺産サグラダファミリ大聖堂などを、駆け足ではありますが見たり、本場のパエリヤを食したり、充実したOFFも過ごせました。
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2014.05.03