本日、日本臨床歯科CADCAM学会関西支部例会にて、小室歯科近鉄あべのハルカス診療所の小室暁院長が主催して、セレックの、コデンタルとのアプローチ1として、技工士とのコラボレーションについて、学びました。当院からは、小室暁院長、田代太一技工士が登壇し、また、コマーシャルラボの立場から、ナショナルデンタルの庄社長、また、セレック技工の最前線として、瓜生田達也技工士に登壇いただいて、活発な議論を行いました。
セレックは、技工士とコラボレーションすることで、非常に技工の幅が広がり、より美しく、高度なものが作れますが、院内で技工士とコラボレーションして診療できる医院は、本当にごくわずかです。
当院では、その特徴を生かして、より高度なセラミック治療にチャレンジします。
今回のディスカッションをとおして、セレックで使用できるブロックのさらなる可能性を十分感じることができましたし、また時代は、ジルコニアという、セラミックに注目が集まりつつあることも感じました。
このマテリアルは、以前から使用されていたマテリアルではありますが、強度が強いが、若干見た目が、他のセラミックより劣る、という欠点を持っていました(もちろん、それでも奥歯に使う分には、一応白いので、金属よりはずいぶん優れていますが。。。)
しかしこのマテリアルは、どんどん進歩しており、見た目にも、遜色ないものも出来てきています。我々も、技工士も、このような最新マテリアルをよく吟味しつつ、臨床に取り入れていきたいです
2016.02.26