12月3日、4日と、日本歯科CADCAM学会の学術総会が開かれました。
当院からは、小室暁院長が出席されました。
この学会は、セレックを中心にCADCAMについての最新の知見を研鑽していくものですが、今年は、学術講演ではジルコニアについて、保険のCADCM冠について、デジタルとアナログの融合について、デジタル歯科の学生教育についてなど、多岐にわたる内容でした。
また、会員発表では、デジタルを使用したサージカルガイドについてのものが多くみられました。
デジタルの分野は、どの分野も進歩が速く、どれも新鮮な発表でした。
先日も記事を配信いたしましたが、ジルコニア分野は特にいま最も進歩が速い分野かと思います。この分野では、伴先生という、この分野の基礎研究者としては第一人者のお話を生で聞くことが出来ました。改めて、ジルコニア、というマテリアルをひとくくりで考えるのではなく、様々なものを使い分ける時代になったと実感しました。
また、サージカルガイドについても、また、当院での取り組みをアップしようと思いますので、どうぞご覧ください。口腔内でスキャンして、それのデータをCTデータと融合する、このことが簡単にできるようになってきています。当院では、この技術を積極的に推進していきたいと思っています。
懇親会では、歯科医師、技工士おりまぜ、多くの仲間とも情報交換できる貴重な時間も取れました。
時代はデジタル、来年も当院はデジタル歯科を推進します!
2016.12.05