12月4日、東京で、ISCD(International Society of Computed Dentistry)という、世界のデジタル歯科の学会の、国際トレーナーコースがありました。
この資格は、セレックについて習熟し、かつ、その知識を他の受講生に伝達することができる資格なのですが、私は、昨年の4月に、すでに取得しておりました。
この資格の取得コースは、毎年世界各地で行われ、二年ごとに更新されるのですが、今回は、たまたま東京で行われるとのことで、受講しました。
たった2年弱ですが、この分野の進歩はすさまじく、新しいセレックについての知見を得ることができましたし、また、マテリアル、接着についても、知識の整理を行うことができたと思います。
すべて授業、テストが英語なのには、まいりましたが、何とか、無事に更新することができました。
終了後は、懇親会が催され、世界各地のセレックトレーナーと交流を深めることができました。ロシア、メキシコ、クウェート、ルーマニアなど、普段交流のできない国の先生との話は、興味深いものばかりでした。
また、その後も、先輩セレックトレーナーの先生方と、遅くまでセレック、あるいは歯科医療全般について語る機会をいただき、大変刺激になりました。
私が初めて取得したのは、バルセロナでした。次の更新は、間違いなく、日本ではなく、違う国です。これからも、楽しみつつ、セレック、あるいはデジタル歯科について、新しい知見を増やしていきたいですし、自分の知識をこれからの先生方に、伝えることで学びを深めていきたいと思います。
2015.12.05