今年の6月7日に、小室歯科近鉄あべのハルカス診療所院長の小室暁が、日本臨床歯科CADCAM学会関西支部例会でセレックについて発表を致しました。内容は、先日視察したドイツでの最新情報についてのプレゼン、そして、当院で行っているCERECブロックの使い分けについてでした。
特に、ブロックは、当院は院内技工士がいるため、多くの種類のブロックを使い分けることが出来ます。今回は、本当にたくさんあるセレックのブロックについて、特徴を整理しながら、それらをどう使用しているのか、発表いたしました。
ブロックの中には、加工が難しく、技工士とのコラボレーションが必要なものもありますので、それらについてもお話しいたしました。
セレックを用いて診療をしている歯科医院は、日本ではまだ少数で、その中でも、ジルコニアなど、加工の難しい材料を使用している医院は、ごくわずかです。
また、セレックは、非常に簡便に、審美的な補綴物が出来ることが、利点ではありますが、やはり技工士によるひと手間がありますと、より審美的な仕上がりが期待できます。
今後とも、当院の強みを生かして、”小室歯科ならではのセレック”をめざしたいと思います
2015.06.08