医療法人白亜会 小室歯科・矯正歯科では、患者様へのミッションとして、「マイナス1歳から最後のワンスプーンまで、口を通して患者様に寄り添う」を掲げています。
現在の超高齢化社会では、人生100年にわたって、途切れることなく継続的に、患者さんに寄り添いサポートすることが求められていると考えています。つまり、現代の歯科医院には、歯周病、噛む力・飲み込む力（口腔機能）の管理を行い、加齢とともに訪れるフレイル（健康な状態と要介護状態の中間に位置し、身体的機能や認知機能の低下が見られる状態のこと）の予防や通院が困難となった患者様への施設や居宅への訪問診療などを通して、生涯にわたって患者様と付き合いをしていくことが求められているのです。
そのために、当院では法人に所属の20人前後の衛生士や５名の管理栄養士を中心にサポート体制を整えています。
また、少しでも気持ちよく、ご来院いただけるように、折に触れ、食事指導やデンタルエステなどの、来ていただいてためになる、楽しい仕掛けを作っていこうと努力しています。

しかし、ときには、簡単な虫歯治療はもちろんのこと、インプラント、矯正歯科や訪問診療など、専門性を必要とする治療が必要となる場面が人生の中では訪れると考えています。そのため、それぞれの分野において、日本口腔インプラント学会指導医・専門医、日本矯正学会認定医、日本臨床歯科CADCAM学会指導医、日本歯科麻酔学会専門医など、専門性のあるドクターを複数名配置して専門治療を提供できるようにしています。
また、衛生士も様々な学会に所属し、認定資格を取得したり、目指すことで専門性を高めるように努力をしています。
このように、患者さんの多様なニーズに応えるべく努力した結果、提供できるサービスも、多様かつ高度になって参りました。また、治療内容や、年齢に応じて快適に治療サービスを受けていただける環境作りも必要であると痛感いたしました。
そこで、11月に小室歯科・矯正歯科 近鉄あべのハルカスタワー館 診療所をオープンし、これまでの本院と一体として、患者様にサービスを受けていただけるように致しました。

これまでの本院にあたる診療所では、従来通りの一般診療を中心として、入れ歯、インプラント、様々な年齢に応じた栄養指導などを中心に治療を行って参ります。
従来通り、総合的に患者さんに安心して治療を受けていただけるよう、精進して参ります。

2023年11月に開院したこの診療所は、「健康な人が、さらに、健康になる診療所」、をコンセプトに、矯正歯科治療やデンタルエステ、セラミック治療を中心に診療を展開しております。
あべのハルカスタワー館５Fは、フロア全体がミドル層の美や健康に興味を持つ女性をターゲットにしており、フロア全体のコンセプトにマッチした診療所と考えております。
全診療台が個室となっており、ゆったりと診察を受けていただけると考えております。

これまで、当法人は、高度な専門治療や予防検診を1診療所内で高度に連携して対応すると言う強みを持っておりました。今後とも強みを失わないように、デジタル診療やICTを駆使して、一体運営を行って参りたいと思っております。
また、両医院にコンサルティングルームを設置し、カウンセラーによるカウンセリングの強化、両医院の患者様の情報共有に勤めて参りたいと思っています。
最後に、当院には、デジタル歯科技工所（ADデジタルラボ）や管理栄養士が独立する形で運営する日本栄養士会認定・栄養ケアステーション（ワンスプーン）との連携もしています。それぞれの拠点と連携の質を高め、新時代に求められる歯科医療法人像を切り開いていきたいと思っております。