当院では、昭和30年の開業設立当初より、入局された新卒の歯科医師の先生方とともに研鑽し、”スタッフと共に歯科医院も成長する”スタンスで地域歯科医療に携わってまいりました。このように、“準教育機関的要素を持つ歯科医院”として、これまでもたくさんのOBの先生方を輩出し、皆様が開業医として活躍されております。
このたび、歯科医師臨床研修が必修化されるに伴い、これまでの新人研修プログラムを見直し、“準教育機関的要素を持つ歯科医院”としての更なる発展を目指し、歯科医師臨床研修施設として厚労省に申請いたしました。
当院は、厚生労働省から、大阪大学歯学部、大阪歯科大学、岡山大学歯学部、徳島大学歯学部、愛知学院大学歯学部との提携による、歯科医師臨床研修施設に指定されています。
また、当院では一年間を通して当院で研修を行う、単独型臨床研修施設(単独型プログラムはこちら)にも指定されており、全国の特徴ある歯科医院と協力し、管理型の臨床研修施設にも、認定されております。
一般開業医での歯科医師卒後臨床研修を希望される先生は、お気軽に一度見学に御来院ください。
“歯科医院と一緒に成長しよう”という向上心のある方、大歓迎です!
研修医特別研修内容
- オリエンテーション
- 初診から、終了まで、治療の流れ(特に、“現症”をとる)
- 口腔内写真、レントゲン(オルソ、デンタル)
- デンチャー理論
- 咬合理論
- 保険制度(概論、各論)
- 根管治療(抜去歯牙を使用して)
- 歯周治療
施設の概要(H30年4月現在)
- 歯科医師数:13名(内指導歯科医数:7名)
日本口腔インプラント学会専門医、日本矯正学会認定医、日本歯科麻酔学会専門医、日本歯科人間ドック学会認定医在籍 - ユニット・チェアー数:10台
- デジタルレントゲン、院内LANシステム
- インプラントシュミレーションシステム
- CADCAMシステム
- 歯科用レーザー
- 無影灯
- 生体モニター
- 院内技工室
- 一日平均外来患者数:約120名
小室歯科の卒後臨床研修の特長
- 指導医が7名いる、充実の指導体制
- 大学病院とは異なった臨床の最前線でインフォームド・コンセントに基づいた一口腔単位の歯科医療の実践に力を注いでいます。
- 年齢、ケース共にさまざまな患者さんが来られるので、様々な症例を研修できます。
- 多くの医療についても研修できます。(インプラント、審美、CADCAM、矯正など)
- 設立以来、デンチャーを中心とした補綴に特徴を持っております。補綴に関しては、研修医には特別研修プログラムなどにより、特に深く研修して頂けます。
- 若い歯科医師から臨床経験30年以上の歯科医師まで、多数在籍しているので、一つの症例でもさまざまな角度より検討できます。
- 院内技工士が5名在籍しておりますので、技工サイドからも症例検討できます。
- 総勢約40名の大型診療所なので、チーム医療について研修できます。
- 研修後、小室歯科の常勤歯科医師として就職する進路にも相談に乗ります。→小室歯科の歯科医師臨床研修終了後の就職に関しては、こちら
- 研修医とはいえ、立派な一人の歯科医師です。当院では、研修の進行段階に応じて、実践を多く積んで頂きたいと考えております。
歯科医師臨床研修プログラムの目的と特徴
- 主たる施設のプログラムを中心として行う。
- 臨床研修医の能力に応じて、順次、患者実習を主として研修を行う。
- 歯科医師としての基本知識、技術、診療態度を習得する。
研修内容
臨床研修歯科医研修プログラムに沿った基本的な臨床と医療技術の研修
- 診査、診断
- インフォームド・コンセント
- 基本的な保存、補綴、口腔外科処置
- インプラント、歯周外科等の外科処置見学及びアシスト
- 各種研修会
- 症例検討会
- 医療面接から保存、補綴、口腔外科処置まで、当院のプログラムに沿ってプリント、抜去歯牙、教科書などを利用して基本技術、知識を身につけていただきます
研修を実施するに当たり、特に工夫していること
臨床研修医個々の能力に応じてステップごとに治療を進めながら、指導歯科医のアドバイスを受ける。また、歯科技工士・歯科衛生士との意見交換の場を設けチーワークの大切さを会得して頂けるよう心がけています。