iTero Elementについて
iTero Elementは、アメリカのカルフォルニアに本拠をおく、アラインテクノロジー社が提供するイントラオーラルスキャナです。
アライン社は、マウスピース型矯正装置(インビザライン)や、iGoシステムなどを開発した企業なので、お口全体の歯型をスキャンするのが得意です。
小室歯科近鉄あべのハルカス診療所では、iTero Elementをマウスピース型矯正装置(インビザライン)などの矯正歯科治療、また、お口全体にわたる歯型取りに使用しています。
当院では、マウスピース型矯正装置(インビザライン)専門のドクターが5名、iGoドクターが3名在籍し、治療に取り組んでいます。
また、iteroは、セラミルシステム、セレックシステムな当院のデジタル歯科診療機器との連動もスムーズで、当院では矯正のみならず、院内技工士との連携により様々な用途に使いこなしているのが特徴です。
小室歯科矯正歯科近鉄あべのハルカス診療所では、ドクター、衛生士、技工士、アシスタント、トータルで、iteroを中心としたデジタル歯科を展開しています。
小室歯科で行うiTeroを使用した治療の特徴
01:歯型の採取が簡単
従来のシリコンによる歯型(口に入れる粘土のような、材料のことです)の採取とは異なり、iTeroであれば上下の顎の採取も短時間で可能です。
02:嘔吐反射のある方にも安心
従来の歯型の採取は、異物が口に入る時間が長いため、嘔吐反射のある方には大変で、型を取れないこともありました。
iTeroは光学カメラによる型どりですぐにスキャンが終わるので、嘔吐反射のある方も安心ていただきやすいです。
03:治療期間の短縮につながる
従来の型取りですと、マウスピース型矯正装置(インビザライン)での治療を始める前に、歯型をセンターに空輸して送り、デジタルデータに変換していただく必要がありました。
そのため、患者さんに説明するまでにどうしても3週間ほどのお時間を頂いていたのですが、iTeroは即座にデジタルデータに変換し、ネットにてセンターとデータ共有できるため、2週間ほど時間短縮が可能になります。
04:スキャンしてすぐに、矯正の簡単なシュミレーションができる
iTeroには、アウトカムシュミレーターという、シュミレーションソフトが内蔵されており、あくまで簡易版ですが、矯正後のシュミレーションをその場で患者さんに診ていただくことができます。
05:院内技工士との連携、院外の医院との連携
iTeroは、スキャンしたデータを、専用のクラウドにて保存するため、当院が所有するその他のデジタル機器ともスムーズにデータ連携ができ、また、院外の医院や技工所とのデータのやり取りも迅速かつ安全に行える環境が構築されています。
06:より安心、安全に歯型取りができる
これまでの印象材の様に、のどに流れこんでしまうようなトラブルがなく、また、お子さんや、歯が揺れている方の歯型取りも可能です。
また、スキャナーの先端は、ディスポーザブルとなっており、衛生面でのメリットもあります。