親知らず 阿倍野区 天王寺 小室歯科
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小室暁医師は、大阪市の天王寺中学校の学校歯科医をしております。天王寺中学校生への歯科啓蒙活動の一環として、学校が定期的に発行する健康便りに投稿しております。その一部をご紹介いたします。
親知らずについて
天中生の皆さん、こんにちは。小室歯科近鉄あべのハルカス診療所の小室暁です。
今回は、よく天中生から質問のある、おやしらずについてお話します。
皆さんの口を、鏡でよく見ていただいて、確認して頂きたいのですが、口の中に、歯は何本あるでしょうか?中学生は、上下顎ごとに、12本から14本の歯が生えていると思います。つまり、左右に6から7本の歯が生えています。一番後ろの7番目の歯は、中学生ぐらいで生えてきますので、皆さんの中には、まだ生えていない人もいるかもしれません。
おやしらず(親不知・智歯・親知らず)とは、その7番目の歯のまだ後ろに生える歯で、一番奥に位置する歯のことです。 18歳から24歳くらいの時期に生えてくるといわれていますから、皆さんの口に出てくるのは、もう少し先になると思います。太古の昔には、上下左右4本生えていたと考えられていますが、 硬いものを食べなくなった現代人は顎の骨が退化してしまったため、4本すべてきちんとはえている人はごく少数です。
多くの人は、おやしらずがあってもきちんと生えておらず、ななめとか横向きの状態で歯の大部分が骨や歯ぐきに埋まっています。 歯の一部しか出ていない状態ですと歯と歯ぐきの間に汚れが溜まりやすくなり、この溜まったものが虫歯や炎症をひきおこします。また、多くの場合おやしらずに密着した七番目の歯まで虫歯になることが多いです。
それでは、現代ではおやしらずは抜かれる運命にある"不要な歯"なのでしょうか?おやしらずを抜くというと、腫れたとか痛いとか悪い話ばかりを耳にしますが、 きちんとおやしらずが生えている分には全く問題ありません。 気をつけて歯磨きし、清潔にしておけば何も問題ありません。むしろ、健康な状態を保てれば 他の奥歯が損傷したときに移植して代わりに使うこともできるようです。 健康であれば、かけがえのない自分自身の貴重な歯です。しかし、先ほど言ったような炎症や虫歯の原因になっている場合は、早めに抜いたほうがいいと思います。いずれにしても、必ずしも抜くときに腫れたり、痛いことばかりではないので、安心してくださいね。
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